2020年08月27日

空の向こう

あそこになにがあるんだろうと思うと、ワクワクして、行かなければとドキドキして、少し切なくなる
自分の中で「切ない」って、ちょっと「懐かしい」に近い
前に、どこかの方言で(奄美だったかなあ?)「なつかしゃ」という言葉があると聞いた
それは、「懐かしい」以外でも、心の琴線に触れて、心が動いたときに使うんだって

美しいものに出会うとき、感動したとき、人は懐かしいと思うんだなあと、そのときとても納得した
私は空をみて、「なつかしゃ」と思っている
それは、いつかどこかで誰かと見た景色なのかもしれないし、空とつながっていた記憶かもしれない
私たちは、自分の持ってるものの数%しか意識できていないというから、あと残りの何十%の中に、何があるのかわからない
理解出来ない感情が湧いてきても、不思議でもなんでもないのだ
私はずっと、空を飛びたいと思っている
もしかしたら、前に飛んでたのかもしれない
テレポーテーションするリアルな夢をみたことがある
それも、経験したことがあるのかもしれない
だから何?という話だ
先日、私の写真本を買って下さった方から、「ずっとみていると、昔自然とつながっていた自分を思い出す感覚があって、懐かしいと感じるんですよ」と感想をいただいた
そうか
元を辿れば私たちは、縄文時代とかむかしむかーし、自然と本当につながっていた
というか、もっと辿れば、私たちは宇宙から生まれている
今の自分にそのハッキリした記憶はなくても、自分の遺伝子の中には、情報として残っている
そして人間が忘れていても、植物や空や星や、自然は、おそらくその頃と変わらず、ずっとつながっている
「懐かしい」という感覚は、思ってるより遥かにすごいスイッチかもしれない
「懐かしい」と思うとき人は、自分でも知り得ない何かを思い出して
自分の枠を歴然と越えた何かとつながる
☆インスタ「私の空」やってます☆
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