2020年02月29日
胸が踊った
この電話ボックスがタイムマシンで、これに乗って時空を移動できたら
ちょーおもしろい!
し、ちょー楽!
というのも、私は今、実家から福岡に戻る高速バスを待ってるから
17時30分
確かに太陽は沈みかけているが、本格的な夕暮れにはもう少し
電話ボックスの中は、先に夕暮れていた
というより、別世界の夕暮れのようだった
あの公衆電話は、未来へかかるのだろうか
ピ、ポ、パ
音が頭の中に響く
プッシュボタンを押したくてウズウズする
あれ、そういえば
なぜ自分は「過去へ」とは思わないんだろう
電話ボックスは、未来へつながってる
過去の遺物となりつつある、よく見ると特異な立ち姿は、よく見ないと見逃してしまう程、スパイのように存在感を消していた
普段の生活にあまり必要ないものは、私たちには見えない
隠そうともせず隠れるもの
電話ボックスは、タイムマシンにちょうどいいではないか
見えないものが見えた時
そこに、私は未来をみた
自分は、未来を見ているんだ
それは、ちょっとした発見だった