2020年02月24日
どうしてもピントが合わなくて
諦めて、どんな写真が撮れるか試してみた
とろけるのに淡くて軽い口あたり
甘さと酸味
ひー
極上フルーチェみたいだあ
写真が美味しい
最近インスタで、お料理の写真をガン見するのが好きなんだけど
好きな写真は「美味しそう」を越える
もはや見ているだけで「美味しい」
なんなら、食べものの写真じゃなくても、味を感知できちゃう笑
人間の想像力をあなどるなかれ
梅干しのことを思うだけでヨダレが出るように、桜の写真でフルーチェの味がお口に広がりました
今度買ってこよ
今、実家に帰省しています
写真の桜は、地元の一番デカイ公園のもので、そこは私が通っていた高校の目の前だ
いつの間にか、池の水全部抜きます的な番組で池のお掃除をして貰っており、あんなにいたボラが見あたらないし、鴨の餌やりも出来なくなっていた
そして知らぬまに、桜の綺麗な公園ベスト100に選ばれました!の看板が立て掛けられていた
地元、頑張ってんなあ
高校はチャリ通だった
実家からゆうに10kmは有って
初めは1時間かけて通っていたのに、あっという間に30分で行くようになっていた
3年間で、ふくらはぎはパンパン
卒業の頃、驚きのビフォーアフターに一番驚いたのは自分だった
朝の補習のため、毎朝6時30分頃家を出ていたように記憶している
その後6時間の授業を終え、放課後の補習が1時間
予習復習は必須だったから、家では夜中まで勉強するし
授業中は、ほぼ寝ていた
生きてきた中で一番勉強したけど、全然身になってなかった気がするなあ笑
その頃はまってたのが、フランソワ(九州で人気のパンメーカー)のカスタードクリームワッフル
カスタード、マロンクリーム、生クリームの3種のクリームがたっっぷり入った高級菓子パン
1日3個、朝昼晩と食べていた
何かがひじょーに足りてなかったんやろねー。。。
それでも、土地柄なのか性格か、あまり追い込まれることも無く、のほほんと楽しい高校生活を満喫した
小学校から高校まで一緒だった幼なじみが、一昨年亡くなった
雨が降ろうが台風だろうが、一緒にチャリで通っていた頃のことは、今でもよく覚えている
覚えていることを確認しあう相手がいないことの寂しさを、本当に痛感するのはこれからかもしれない
どちらにしても、記憶は曖昧になっていくのだろう
その曖昧さは、ピントの合っていない桜の写真に似ているかもしれない
きれいで
鮮やかで
とても大切で
でも、焦点がぼやけていて
はっきりと見ることが出来ない
あさってあたり、お線香をあげにいくつもりだ