2020年02月21日
嘘のように日差しが廻っている
つい4、5日前、今年の冬初めてのがっつりダウンえりモハモハのコートを引っ張り出したのが、あれいつの話し?って感じ
最強寒波の後の、駿足の春
天気図のフットワーク、軽いなあ
あー眩しくて眉間にシワが寄る
ヤバイ、ヤバイ
そういえば、友人が眉間のシワが気になると言って、別の友人がしわ取りパッチの話をした
しわ取りパッチ??
となった私たちは、さっそく検索したんだけど
それから、ネットを開くとずっとしわ取りパッチの広告が出てくる!
それが面白すぎて
カットバンをま四角に切ったみたいなやつを眉間に貼った、女性男性、様々な年齢の人たち
綺麗なモデルさんのアンニュイな画像から、マッチョなまゆげ濃いおじさんの気合い入ったものまで、幅広くて
みんな眉間にパッチ貼ってるし
しわ取りパッチってこんなに色んな人に必要とされてるんだなあと、しみじみ笑えた
そんなしわ取りパッチ広告バブルも終わったけど、ほんと、世の中には知らないことが沢山あって、年を重ねるのも愉快だなあと思う
今
私たちは、どこにいるんだろうね
例えば岡倉天心は、維新後の廃仏毀釈がおこった時代
日本文化の危機を察知して、命をかけて日本の歴史ある建造物や美術品を守り、後進を育てることに尽力したという
昭和初期、法隆寺の金堂が火事で消失したとき
法隆寺を担当されていた宮大工の棟梁が、飛鳥時代の道具を自ら復活させたことで、再建が叶ったという
そういう奇跡の積み重ねで
私たちは今、素晴らしい日本の文化を、この目で見たりこの心で感じたり出来る
宇宙は、パズルのようだ
何かがおこった時、そこに辿り着く人が必ずいる
辿り着く人が辿り着く瞬間を迎えるまでには、様々なネットワークが介在していて
決して、一つの命では編み込めない何かがある
そのネットワークの中には、自分もいて
自分の何がどこに繋がるのか、その時がくるまでわからないし、その時が来てもわからないかもしれない
でも、私たちはみんな、どこかにつながっているんだな、と思う
しわ取りパッチは、私にそんなことを考えさせてくれた
マジでしわ取りパッチすご笑