2018年12月05日

変な天気
12月なのに暖かくて、薮蚊がぷーんととんだ
雲が出血大サービス
地球も混乱して、今はどれだっけ?よくわからんから取り敢えず色んな雲、浮かべとこ
みたいな感じで、空を作ったようだ
笑いながら写真を撮っていたら、遅刻しそうになった
笑いながら写真撮ってて~遅れました、といったら、上司はどんな顔をするだろうか
と思うと、更に笑えてきて、吹き出しそうになった
幸せなね
忘れることについて、考えていた
私は割りとよくぶつかる
隙間に入ろうとして、両肩をぶつける
隙間からのぞこうとして、こめかみを擦る
振り返ろうとして、鼻を柱にぶつける
あおたんはしょっちゅうだから、あんまり気にしない
足の小指の爪は、よくとれかかる
これでよう免許とれたなあ
車体感覚、無いの当たり前だわ
それはさておき、頭もよくぶつけて、たんこぶをこしらえるんだけど、たんこぶにならない時、ちょっとした恐怖を味わう
寝てる間に死んだらどうしよう
朝、目が覚めなかったらどうしよう
そしてよく思うのが、あらゆることを忘れてしまったらどうしよう
忘れるって、ある意味才能だと思う
全部を覚えていたら、生きていられるだろうか
そういう病気があると聞いたことがある
どんな些細なことも忘れられないなんて、きっと、すごくしんどい
忘れると言っても、私たちの中には、ちゃんと全部あって、自分に必要なことだけ取捨選択して、覚えてたり、忘れたりしている
その取捨選択が、忘れるという技術だ
それが、大まかなその人をつくっているのだろう
忘れてしまったら、自分が無くなった気分になるんだろうな
そう考えると、とても寂しい
私が小学生の時、友達と、タバコ畑を横目にみながら帰ったことを急に思い出した
大きな緑の葉っぱが、身長程も伸びて、見渡す限りずっと奥まで続いていた
あの土ぼこりにまみれた畑は、今はもうない
私の記憶の中だけの景色だ
忘れたくないな
そう思う
とにかく、頭だけはぶつけないように注意しよう
私の中には、大事な忘れたくないことが、沢山あるから
私が忘れてしまったら、存在しなくなる世界が、私を豊かにしてくれたから
過去は大事な宝物だ
何気ない世界に、私がいて
大切な人がいて
大切だと、よくわかっていなくて
そんな宝物を抱えて、私は
生きている