2022年09月08日

夏が終わるなあ、なんて感傷に浸っていたら、コロナんにかかった

ずいぶんなタイミングで

がっくりきたけど、まあ、いつだってベストタイミングということは無いだろうし

前にも後にも1日違えばもっと大変な状況だったことに思い至り、早々に受け入れることにした

ほんとに、久しぶりに出た熱が珍しすぎて(暇なのもあって)、気づけば1時間おきに、体温計を脇にはさんでいた

そんな変わることもないだろうと思っていたけど、意外と微妙に下がったり上がったりするのがおもしろい

やっぱり、夜は上がるし、昼間は下がる

今回は、どんな体の変化があるのか確認しようと思って、解熱剤などの薬をのむのをやめてみた

熱でもうろうとしながら、眠れず、天井をみていたら、小さい頃のことを思い出す

よく熱をだした

わりと幻覚をみるタイプだった

天井から、女神さまがおりてきたり

病院のストレッチャーに乗せられてる、とおびえたり

背中に、1メートルくらいのでっかい剣山が刺さってると叫んだり

あれは、ほんとにリアルだったなあ

今でも感触が残っている

ホテル療養を申し込んで、隔離生活に入った

前から、ちょっと泊まってみたいと思っていたホテルだったので、嬉しかった

しかし、コロナんが陽性だと判明してから何日かは、とてもシュールな世界で

例えば

今まで生きてきて、あんなに防護服の人に接したことがない

まるで、ETが大人に見つかったときのような気分になった w

わたし自身は体調が悪いだけで、なんら変わらないんだけど、周りが全く違う

「オネツハナンドデスカ?」

「イキグルシサハアリマスカ?」

一体何回きかれたか、わからない

なぜか、カタカナに聞こえてしまうという  笑

かといって、けして嫌な気持ちではなかった

むしろ、感謝が溢れて

防護服の内科の先生に、ありがとうございます、と伝えようとして、胸が詰まって言えなかったくらいだ

休憩はとられてるんですか?ときくと、第6波のあとはずっととる暇がないんですよ、なんて言われるので

感極まってしまった

(そのときのわたしは、病院の駐車場で一人用テントに入り、頭からビニールをかぶって、検査用の長い綿棒を鼻に入れられていたから、先生に、綿棒を入れすぎたのかと心配させてしまった)

みんな優しい

みんな親切だった

世界を変えてるのは、「あい」だと思う

あいとは、多分そういうエネルギーなのだ

私たちが発している波を整えるのか、量子の回転を正常に戻すのか、どういう作用かはわからないけど

虚数という概念が生まれたとき、横線1本だった数字のグラフに、上下の線があらわれた

認識が変わった

次元が変わったのかもしれない

虚数は「i」と表記するという

あいは、次元を越えるポイントとなる

だから、何かあれば、あいがある方へ進む

あいが出せる方へ考える、と、みんな言うんだなあ

なんてことを、まったり思った

こんな風に強制的にストップがかかるときは、「あい」に気づいてる?、忘れてないかい?という確認をするチャンスなのかもしれない

頭には、次から次にいろんな言葉が浮かぶ

これは、わたしの言葉なのか、誰の言葉なのか、わからない

頭を空っぽにしたら

本当の自分の言葉が聞こえるだろうか