2021年06月10日

カメラマンどらさんによると、亡くなるとき体から出る瞬間はエクスタシーらしい

ご本人が経験した訳ではなくw亡くなったご友人が、夢で教えてくれたらしい

魂と呼ばれる状態になった私たちは、地球を飛び出て、太陽系へ

それぞれの星の重力と干渉しあいながら、渡り歩く(?)のだ

私たちは、引き合う力を持っている

だから、また会えるし心配ないと

ご友人は、気楽に言ったそうだ

死ぬのが楽しみでね、とどらさんは言っていた

あー

涙がでる

なんの涙かわからないけど

この話が、本当かどうかなんてあまり関係ない

どちらにしても、死なないとわからないことだし

一つわかるのは、出会えてよかったな、というシンプルな嬉しさ

わたしにも、あなたにも

その前に

思い出や記憶を手放さないと、重くて飛んでいけないんだって

それを手放すのに、大体49日かかるという

これも、ご友人談だそうで

記憶って重さがあるんだな、と改めて思う

想い=重い

重力は、想いの力なんだろうか

その重さが、私たちを地球に留める

その想いの重さが、生きるということなのかなあ

想いを手のひらに乗せる
それは、無性に煩わしい時もある
捨てたいのに捨てられなくて、途方にくれることもある
自分にはいらないからと、捨てたつもりで振り返るときもある
重くて重くて
もて余して
でも、その重さが、赤ちゃんを抱っこしたときみたいに、何だかすごく愛おしい

高畑勲展を見に行った
見終わったあと、あまりのことにふらふらだった
「かぐや姫」の原画が、一番最後に展示されていた
一枚一枚はなんのこっちゃらわからない線が、続けてみることで、輝くばかりの圧倒的な生命力を生み出す
かぐや姫が、地球で体感した命
それは、私たちも体験しにきた命
それが、どーん!と大型スクリーンに写し出されていて
眩暈がした

以前みた、ジブリ展より感動したかも