2020年01月15日

今月いっぱいで、勤めてる職場が閉店する

私は無職になることが決まった
それを伝えられたのは、11月1日
春に計画したライブをすべて終え、最後の一本で20年使っていたアーティスト名をやめる宣言をした直後の出来事だった
あまりに突然のことで言葉もなく
これってよく聞くリストラか?と思うと、何だか他人事みたいに笑えた
それでも転職してまだ一年だったし、動揺し、不安と怖さで押し潰されるかと思った
この二年くらいで何が変わったか、今一度整理
23年勤めた職場を辞めた
教職免許を更新せず、無効にした
自分でいけてるわーと思っていた、表現活動する際の「鳴」という名前をやめた
唯一連絡をとっていた幼なじみが、病気で亡くなった
その時期と前後して、ここに来てこんなに好きになるか、という人に出会った
3つのセミナーに参加、セッションといわれるものを2回受けた
病気の治療で、痛みと向き合った
そして今、無職になる
なんもないなあ、と思った時
そこには、今まで私を守ってくれていた、生かしてくれていた全てに対する有り難さがあった
セミナーやセッションを受け、沢山の人と出会い、私は、感謝の下地が出来ていたのかな、と思っている
不平不満ばかり言ってた前の職場にたいしても、私を無職にする今の職場にたいしても笑
たいした肩書きじゃなかったけど、しがみついてた
私の矛と楯
いや、鎧?
だから生きてこれたことを痛感している
私は知る人ぞ知るミラクルメイトなんですが
メイトのみんなの言葉の裏に感じる、温かな優しさや感謝の心に心が反応して涙がでる
色んな方のブログに、気づき救われる毎日
そして、一緒に働いている同僚、周りの友人の眼差しに、何があっても変わらないであろう信頼感を感じて、その信頼感が私を支えていることにはっとする
元より家族は、いつもここにいる
私を雇いたいと言ってくれる、お世話になっているカメラマンさんや
先日は知らないおじいちゃんが、ケーキセットをおごってくれて仕事まで紹介してくれようとした
神様は、いたるところにいて
何もかもがキレイで
閉店することがわかってから、好きなことは好きなことの方にしかないと思い、会いたい人に会いに行き、可能な限りやりたいことをやっている
感情が湧いたら、相手構わず時も選ばず、伝えたい時に伝える
リクルートに登録したりしたけど、結局就活らしい就活はしていない
ただただ
感じたい、伝えたい、と思って、写真を撮り文章を書く
たまに歌を歌う
現実逃避してるのか
はたまた宇宙に身を委ねているのか
この涙は、不安からの涙か、感謝の涙か
正直わからない
でも、自分が撮る写真、書く文章には、喜びが溢れてると思う
だって
それしかないから
朝起きたら全部夢だったーという夢落ちみたいな気分
私は、そのとき、何をするだろうか