2020年01月14日
雨の隙間をぬって、神社に散歩に出かけた
隙間を縫いすぎたのか、思わぬ雨足の強さにカフェで足止め中
傘は持ってない
しかもチャリ
私帰れるのか?
びしょ濡れであろうチャリが気になりつつ
焦ってもしょうがないから、とりあえず閉店までゆっくり過ごすことに決め、三個めのパンと3杯目のコーヒーを頼んだ
せっかくなんで、一番人気という練乳パン
そして、せっかくなんで、二本めのブログ記事を書いている
ここにくる時も、雨はぱらついていた
少し濡れながら、なんで私は雨に濡れるのが嫌だと思っていたのか考える
服が濡れる
濡れたら汚れる
汚れたら洗うのがめんどくさい
それから、汚れたら元のキレイさには戻らない
あ、振り子時計が6時だよ、と音をたてた
どうも私は、自分が濡れることより、服や靴が濡れることを気にしているようだ
濡れたらみっともない
かわいそうだと思われる
お客さんは一人帰り、二人帰り
私だけになった
たぶん、人からどう見られるかを気にしている
私は、新しいものを買ってもすぐには使えないクセがある
もったいない、とか、もっと大事な時に使おう、とか考えてるのだ
もっと大事な時って笑
一体いつのことなんだ
笑ってしまう
雨足は弱まる気配がない
天気予報はくもりになってるけど
お腹いっぱいだ
さっき
雨のぱらつきを皮膚に感じながら、川をみていた
波紋がトン、トン、トトンと優しくはねる
私の顔に、波紋がはねるのを感じてみる
トン、トン、トトン
きっと
川のように、水溜まりのように
私の上でも、雨があたれば波紋が広がっているはずだ
バランスだな、と思う
雨が降り
太陽が輝き
息も出来ないくらい寒いところがあり
干からびるほど暑いところがあり
だから
どうでもいいのだ
今ここで、雨が降っていて
今ここで、私がただ、少し困っている
ただそれだけのこと