2019年02月13日

もうたまらんちんで、髪を切りに行った
いつもの(出してくれるお茶が熱い)美容室がお休みだったので、初めての場所へ
伸びちゃって、気になって、と言うと、んー最近切った?という感じに見えますよ、と言われてびっくりした
ショートあるある?
というか、ボサボサしてて髪切りに行こうと思った日に限って、髪がまとまってたりする
そんな、小悪魔なことってあるよね
今朝も、シャワー浴びたら割にいい感じになっちゃって、あー小悪魔でたわーと思ったけど、切りたかったから切りに行った
そしたらまた、和田アキ子みたいになった
なんでかなあ
先日行った木寺一路さんの写真展
日曜日にご本人がいらっしゃるというお話を聞き、仕事終わりに間に合いそうだったので、再び行ってみた
おかしなもので、直前まで、あーだるいなあ、生理痛で腰痛いし、お腹すいたし、止めようかなあ、どうしようかなあ、とグダグダ考えている自分がいた
行きたい、やりたい、好奇心は人一倍で、行動力あるねーとか言われるけど…
この、てんてんてん
それが、私のウィークポイントで
ようは、人見知りでめんどくさがりなのだ
サインだけ貰ってこよう
すぐ帰ろう
ご迷惑にならないよう、静かにおいとましよう
などと自分を励まし、電車に揺られてギャラリーwabiさんへ
前置きが長くなりましたが
着いたら、真っ白な床に作品が無造作に置かれていて、上の写真のような状態になっていて
うわわわわ
あー素敵!と座り込んで、しばし作品を観賞させていただいた
なんと贅沢なことか
梅酒の梅も、ポテトチップスも霞むほどの
もちろんご本人もいらして、サインと微妙なイラスト(笑)を書いて貰い、握手して頂きました
どうやって対象と向き合ってるんですか?とふわっとした質問をしたところ、適当に撮ることもあるんですが、と冗談を挟みつつ、集中して、狙って撮ります、とおっしゃった
ロウソクや、うんこ(!)や、枯れかかったユリの花や
被写体は、描き込まれた油絵みたいにも見えて
写真と絵の間の、広くて深い狭間のどこかの点にあり
存在の、時間の経過の一瞬をつき
物質と非物質の両方を含み
どうやって、このポイントを探しだしたのだろうと思ったのだ
そして、こんなにモノに入り込めば、自分と向き合わざるを得ないんじゃないか、どんだけ自分と向き合えばここを見つけられるのか、と思ったんだけど
逆なのかもしれないな
自分が無い、自分をなくす、ということなのかもしれない
木寺さんの言葉から、何となく、そんな風に感じた
わかったような気がするのは、幻だ
きっと、なんでもいい
だから、まあいっか、と思う
ただ
動けば動く
これは本当なんだなあ
私の心は動いた
だから、いって良かった
ギャラリーを出るまで忘れてたのに、出た途端お腹すいてることを思い出した
帰りのスーパーで、クリームコロッケを爆買いした
ずっと続けばいいな
と思う、こんな夜