2019年02月02日

ダウン症の甥っ子が、3ヶ月になった
心臓に穴があいていて、体力がつくまで待っていたのだけど、昨日その手術が無事に終わった
症例の多い手術だから、命の心配はほぼなかったとはいえ
今日、妹からの報告の写メをみた時、さすがに胸がえぐられるようだった
むくんだ顔
沢山のチューブ
麻酔でこんこんと眠る姿
五時間の手術
腫れ
私の両手にすっぽり入るくらいの小さな体
本当に、すごいと思う
なんの混ざりけもない、命の塊だ
こうやって彼は、私に、命を見せてくれている
生きることを、見せてくれている
ありがとう、と思う
そして、不思議だけど、ありがとうが拡大していくのを感じる
親兄妹や、親戚、友人、好きな人、一緒に夢を叶える人たち、お世話になった方々、すれ違った人、関り合いの無いでもこの世界で生きる沢山の人
今、ブログを読んで下さってるあなた
そして、私
今、生きていてくれてありがとう
みんな、こんな、命の塊なんだ
びっくりするね
本当にありがとう!
ちょっと前だとあり得なかった自分が、こうしてちらほら出てくる瞬間に、驚いている
甥っ子のお陰だ
ありがとう
ママは、自分がかわってあげたかったと思って、めちゃくちゃ泣いてるんじゃないかと心配していた
でも、違った
ずっと泣いていたのは確からしいけど、かわってあげたいとは思わなかった
この子を、何があってもしっかり育てていこう
自分も、この子に恥じない母親になろう
この子の輝きに負けないように、自分だけの打ち込める何かを見つけよう
そう思う、と言った
これは、本当に私の妹なのか?
お猿さんみたいに、男の子とばっかり遊んでいたあの子?
職場でいじめられて、母親に泣きついてたという彼女が、私の知らない間に、見事なお母さんになっているじゃないか
メソメソしていた自分の涙が、一瞬で引っ込んだ
私も、立派なおばになりたい
その陰で、長男も頑張っている
両親は福岡で次男に付きっきりだから、じじばばと、長崎の実家でお留守番だ
きっと、一人葛藤することもあるだろう
ジャングルジムを自由自在に登るように、まっすぐ目の前をみて、光を感じて欲しい
体を全部使って
息をはずませて
そうだ
ジャングルジムを登るように