2018年07月20日

思わずチャリをとめた

名島橋からみる夕日が、キンキラキンで、目がちかちかする

あの、雲のラインを夕日がなぞってるとこ

たまらなくいい

神の稜線だ

ちょうど1年前
車の免許をとった

社会人になって、こんなに長期の休暇をとったのは初めてで、こんなに長く実家に帰ったのも初めてだった

この年齢でとるのは珍しいらしく、色んな人に理由をきかれた

今となっては、なんで取ろうと思ったのか、よくわからない

私は四人兄弟で、他の三人が行った個人の教習所と同じとこに行くつもりで、全く別の教習所に通うことになる

それもなぜかわからない

とんでもない目にあった

三回号泣した(周りが引くぐらい)

簡単にいうと、多分むいてなかったのだ

最初、先生の言ってることが、全くわからなかった

しかも、何となくこう?と思って次乗ると、違う先生から違うことを言われ、混乱した

先生方は、ちんぷんな私を思って、色々なやり方を教えてくれてたんだと思うけど、私は自分が何をやってるのかさっぱりわからないまま

左に曲がったり、異常に確認したり、縁石にのりあげまくったり、半笑いで、猿回しのおさるさんみたいな感じだった

おさるさんのほうが、まだえらい

だって!
ここのこれがここにきたらこうまがって、とか言われても!

なにそれ!

1日二時間以上のっても上達しないと言われ、悠長に仕事も休めないのに、1日のほとんどをもんもんと過ごしていた

もう辞める、辞めたい、帰る、行きたくない(まだ泣きはしてない)

みんなこんな苦労して、免許とってんのか、と思うと、運転してる全員をスゲーなーと思った

そんなこんなで、やれてる感0%、真っ白になりかけた時、女性の教官が颯爽と現れる

ふわっふわっしてる私を見兼ねて、「ほんとは逆指名出来ないんだけどね」と言いながら、続けて教えてくれた

共感して、自信をつけてくれた

そこで私はやっと、自分が何をしてるのか理解した

女神降臨

号泣(一回目)

女神、笑いつつドン引き