2018年06月16日

そう、この感じ

この手前の影が、最高にきれい

ゆらゆらと揺らぎ

世界の境界が曖昧になる

ここは、美しいもので溢れてる

例えば今日の夕暮れも、泣くほどきれいだった

泣いてないけど

子供の頃、すごく好きだった物語の中に浮かんでいたような、三日月だった

一番星が隣にふっと現れ、空に笑顔が生まれた

未来の幸せのためじゃなく、今、幸せであるように生きる

それは、簡単なようで、とても難しかった

でも、私は今、幸せを感じている

しかも、泣くほど幸せだ

泣いてないけど

と思ってたら、涙がでてきて、結局泣いていた

先日、大好きな友人と、ほんとに久しぶりにお茶した

あー、私はこの人が好きだなあ、と思った

大学の時、オーケストラ部でコントラバスをやっていて、その時の後輩だ

同期の子とその後輩の三人で、通路みたいなせんまい場所で、ぶりぶり練習していた

私はその二人が、実は大好きだった

社交的で素直で、優しくて、でも押し付けがましくなく自然体に見えた

その当時は、自分とは違うそんな二人が羨ましくて、引け目を感じていたかもしれない

未熟な自分が恥ずかしくもあり、今はかわいくもあるけど

幸せは、影のようなものだ

自分の足元に繋がっている

ゆらゆらと揺らいでいる

すごくきれいだ

でも、見えない時もある

その後輩は、自分の子供が大きくなって、お尻を拭いてあげなくてよくなったのが淋しい、だから、幼稚園の先生に復帰して、お尻を拭く担当になりたい!、と熱く語っていた

最高だ(笑)