2018年03月23日


九州国立博物館へ、日本の書をみに行ってきました

今月3回目の太宰府

よっぽど好きなんだろうね

正直、書の良さを理解出来るのやら、自信がありませんでしたが、どうしても肉眼でみたい作品があり、面白くなかったらそれだけみて帰るつもりでした

結果
しびれました

字には、エネルギーがある、ということを、思い出しました

意味、書いた人の思い、読ませたい人、読みたい人の思い

墨の濃淡や、はらいの行方や、 あげたりさげたり字体をかえたり、配置を工夫したりすることによって、繊細に色づいて

それを読み取れる力が欲しい、と思いながら、隣の親子の解説を耳そばだてて、聞いてました

漢字からひらがなが生まれるあたりの歴史は、来た来たー!という感じ

ひらがなの美しさに、ため息が出ました

日本語は、綺麗だ

織田信長、伊達政宗、足利尊氏、そして、空海、最澄、あと後醍醐、伏見天皇等、直筆の書があって、どしぇー!

確かに生きてたよーこの人ら

私が一番みたかったのは、俵屋宗達の絵に、本阿弥光悦が書をのせたもの

金銀の統制のとれた鶴、そこに、絶妙なバランスで入る書が、たまらん!

書だけで絵だけで、もちろん成り立つ

でもそこを、あえてコラボして、それを2018年の私がみている

この不思議!!

墨は、宇宙だ!!