2018年03月05日

色々眺めていると、これはなんだろう、というものに出くわす

これ、今まで、目にはうつってたけど見えてなかったもの

突然認識して、なんじゃこりゃ

そういえば、電車がどうやって走るのか知らない

電車、というくらいだから、電気で走るのだろう、くらいの甘い考えで、めっちゃ電車にのっていた!

ごめん、電車!

というか、JRは電車だろうか、汽車だろうか

どちらにしても、車の仲間なんだなあ

小さい頃から、酔うので、乗り物全般苦手だった

今でも、出来るならあんまり乗りたくない

でも、車窓からみる景色は好きだ

流れていく街並みなんかをみてると、凄い勢いで現実が遠ざかっていく

通りすぎることに後ろ髪引かれながら、私が遠ざかっていく

通りすぎるのが、好きなのかもしれない

自分の形跡をあまり残したくない

このジレンマはなんだろう

強烈に覚えていて欲しくもあり、すぐに忘れて欲しい気もするのだ

車窓からみる景色は、私のそんなジレンマにしっくりくる

電車からみる田んぼが、一番好きだ

水のはった季節はもちろん、緑一色の青々とした時期をへて、黄金に輝く実りのシーズン、そして、稲穂の刈られた冬のカサカサした空気

そこを、風のように風を感じながら、あっという間にすぎていく、取り戻せない時間を思いながら、通りすぎる

快速くらいの速度が調度いい

これは、ノスタルジーだろうか

思いがけず、感傷的な気分になってしまった