2018年02月09日


何だか太陽がこぼれそうだ

最近、何十年振りに小学校の同級生と会った
偶然、父の通う病院の看護師だったのだ

一時期すごい仲良しで、毎日一緒に登下校した
ある日、私は突然その子と帰るのをやめた

多分なんの前触れも無く

彼女は、なんか嫌われることした?どうして?というような手紙をくれたけど、その後うやむやになって、結局クラス替えになり、遊ばなくなった

私はあの時、彼女が大好きだった
すごく楽しかったから、距離をおいた

彼女が自分から離れていくのが、嫌だったのだ

私は、人はいくら仲良くなっても、いつか自分から離れていくもの、と思っていた

それ前提で、人と付き合うようになった

ただ、愛想は良かったし、こっちがいくら距離をとってもグイグイくる友人や、優しく見守ってくれる人もいたので、なんかかんかやってこれた

そんな自分が選んだ仕事が、歌を歌うこと、と接客業だった

歌に関しては、プロデューサーや事務所の社長や色んな人に、もっと心を開いて、といわれ、混乱した
心を開く、ということがわからなくなっていたのだ

接客は、スイッチをつくり、それのオンオフでしのいだ

結果、忖度しまくって、一周回ってよくわからなくなって、ガチガチに心が強ばっていた

物凄く疲れた
なんでこんな苦手なことをしてるんだろうと、日々葛藤していた

自然体な人が羨ましかった

自分にはできなかった

そしたら、病気になった

心と体はつながっている、というのは、本当だ
身をもって知ることになる

それでも私は幸せだったと思う
まわりは優しい人ばかりだったから

今は、割りとお気楽に過ごしている

ある日ふと、苦手なことを学ぶために、苦手なことをしていたんじゃなかろうか、と気づいたのだ

時間はかかったけど、すごくシンプルになった気がする

簡単なことだった
私は私、だったのだ

マイナーチェンジして、なんだか小さい頃の自分に戻ったような気が、少ししている

今まで出会った全ての人に

心からありがとう

私は私、あなたはあなた