2022年11月29日
朝、出勤する時間帯は、ちょうど紅葉した葉っぱに日があたっている
透け感が最高だ
紅葉、とひとくちに言っても、その色は千差万別
同じ木で、緑から黄色、赤
その間の、グラデーションという、どこまでも深い色の連なり
葉っぱの水分量で、艶の出方も様々
カラッカラに乾いたものは、今にも風に持っていかれそうで
重力、進化、環境
過去、未来
今
地球という星の、ありとあらゆる作用が、この葉っぱ1枚に宿っている
地球ってどんな星?
そんなふうに宇宙人に聞かれたら
こんな星だよと、紅葉した葉っぱが落ちる様を、きっと見せるだろう
わたしは、雨女のけがある
いつもじゃない(もちろん)
例えば、実家に帰ると天気が崩れたり、実家から戻ると天気が崩れたり
まあ、それはそれとして
最近、筥崎宮さんで雨宿りするタイミングが続き
拝殿の内側にしとしと降る雨の姿に、感動して見惚れてしまった
整えられた白砂に降る雨は、わたしがいるこちら側とあきらかに違う
ふわりと軽いのだ
もしかして、あちら側は重力が違うんじゃなかろうか、と思ったりする
音も違う
静けさに染み渡るような
落ちるスピードも違う
ゆったりとさらさらと
だから、より光を伴い、きらきらと、まるで浮くように落ちる
ちょうど11/23、新嘗祭
巫女さんの舞が美しかった
画像ではよくわかりませんが、薄い黄色の傘をさされていて
それも、美しかった
先日鉄腕ダッシュをみていたら、今年もお米が無事に収穫できて、TOKIOと後輩と仲間の皆さんと、美味しそうに食べていた
22回目の米作りだったそう
実り
そこに至るまでの日々
季節の移ろい
稲はもちろん、空や土や水や動物に向き合うこと
土を耕しながら、自分に向き合うこと
生活って、活かし合いながら生きることで、笑いながら食べることで
共にあることで、積み重ねることで
まあ、バラエティの番組なんですけど
毎回、胸を掴まれている
宇宙人よ
地球って、美しいだろ