2021年10月26日

ほぼチャリの普段

お気に入りのカフェで飲み物のテイクアウト、がなかなかにハードルが高かった

かごの中でカップが踊るから

そろりそろり移動しても、大体失敗していて、倒れたりこぼれたり飛んだり

着いたときには、中身がめっちゃ減ってたり

先日、すごくいいことを思いついた

チャリで移動していて、ここキレイだなあと思ったり

信号まちで、いい風が吹いたり

何となく、そんなスポットがある

いつもは、素通りするようなお気に入りの場面で、止まってコーヒーをのめばいいんだ

これ、最高やないかい

という訳で、余裕があって、あの店のコーヒーでものみたいな、と思った時

チャリをとめて、テイクアウトしたコーヒーをのんで

ちょこちょこ、プチ観光しながら走ることにしている

近所にお弁当やさんがあって、入り口のドアは、手をかざすと開くタイプの自動ドアだ

体感的に、完全自動ドアより、こちらのタイプの方が、より未来な気分になるのは何でだろうと考えていた

「手をかざす」というワンアクションが、わたしの中の未来感を高めるのだ

マンガとか、映画とかのイメージもあるかな

でも少し、未来には過去がまじるな、という気がしている

というより、過去がまじってる方が、より未来を感じる、という気がしている

同じように、過去にも未来がまじる

未来がまじっているとき、より思い出が深く沈殿していく

いつかみた景色に似ている
思い出というほどではなく
曖昧な
沈殿しているのは、淀みではなく、時間の枠を越えて、自分をあらゆる何かとつなげているもの
そこから掬うしずくは、既視感に近いのかな
あれ
デジャブって、「今」の中の過去、「今」の中の未来のことなんだ
わたしは、今ここにいて
過去にもいるし
未来にもいる

幼なじみのお墓参りに行った
静かな海と空を連れて
人を大切にするって、どういうことなんだろうな
素直に感情を伝えることだろうか
何か役に立つことだろうか
その人のために、って思うことだろうか
何も出来なかったと、後悔することだろうか
後悔しないように、行動することだろうか
出来る限りのことをすることだろうか
でも、出来ることがなかったら、どうすればいいんだろう
必要とされなければ、どうすればいいんだろうな

それでも、それでよかったんだ、と思えたらいいなと思う
未熟な自分
未熟なあなた
そのままに
多分
未来には過去があって
過去には未来がある
だから、いつか伝わるかもしれないし
そうなれないかもしれない
伝わっていたかもしれないし
ずっとわからないままかもしれない
深く深く沈んでいく思い出のように
わたしがわたしである限り
そこにあるから
そのままに
あなたがあなたである限り
そこにいて
そのままに

☆朗読劇「銀河鉄道の夜」に出演します

12月5日(日)14時

いとの森の歯科室

     819-1331 糸島市志摩久家1193-1

チケット  1500円(小学生以下無料)


こちらは、森の入り口にある素敵な歯医者さんです

なんと、院長先生が夢を叶えるためにつくられた、ライブスペースがあり

そこは、一面いっぱいの窓から、木々や草花の緑がみえ光がそそぎ、その深呼吸したくなる景色をバックに、グランドピアノが置かれています


会場内は、靴でも裸足でも大丈夫(寒いかもしれませんが)


どうぞ、健やかな頃を思い出しに、いらしてください

おまちしてます