2020年06月25日
振り返ると、家々の隙間にまっすぐな光が走っていた
夏至を過ぎ、本格的な夏が来たようだ
ふらりと神社に寄った
高い木々の隙間から、裏参道の一ヶ所だけ、まるでスポットライトがあたっているように、何かが降臨したような光の筋が出来ている
その光は、渦を巻いてキラキラしていた
なんだろう?と近寄ったら、それは、ものすごい数の、けっこうちゃんとした羽虫の大群だった
ブンブン飛ぶ大量の虫の薄い羽に光があたって、夕暮れの木漏れ日が、異様に神々しい雰囲気を醸し出していた訳だ
そこを通り抜ける勇気はなく、結局お参りせぬまま、後退りで鳥居をくぐり、帰った
いつのまにやら蚊にかまれていた
左肘の下に、もう一個肘が出来た?ぐらいはれていて、かゆい
あー。。
夏がきたなあ
ムヒを引っ張りだし、ぬりぬりした
そういえば、弟がカレーを大鍋でつくってくれた
。。とわかっていたのに、お昼になぜか、カレーピラフおにぎりをわざわざ買って食べた
これは潜在意識のいたずらだな
夏至の日食を、色んな場所で沢山の人が観察していた
観察のライブ映像を、友人がラインで送ってくれた
シェアしたいと思ってくれた気持ちが嬉しい
日食の貴重さももちろんだけど、この今、ここにいて、ここにいながらみんながつながりあって、空を見上げ、宇宙を感じ、ワクワクと楽しんでいることに、なんとも言えない感動を覚える
美しさってなんだろう
それは「変わりゆくこと」かもしれない
日と月が重なってゆき
太陽は欠けていく
そのまま
瞬間は一瞬に過ぎ去り
永遠に続くかのような初夏の日差しは、エネルギーを放ちつつ、何事もなかったようにちゃんと陰っていった
エントロピーは増大していく
時間というものがあるならば、刻々と
崩壊の先に、新たな輝きは生まれるという予感
秩序から無秩序への循環
同じ繰り返しは二度と無いことに、ぐっと胸を掴まれる
だから、どの時も美しい
予感がする
美しい予感がする
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