2020年05月22日

何てことない日に、何てことないことに気づいた

私は、ずっとどこかすねていた
まわりの人は、どうせいつか自分から離れていく
今は私のことを好きだというけれど、ずっとは続かない
離れていくときのことを考えて、準備をしておこう
必要以上に傷つかないように
その時に、笑ってへっちゃらでいれるように
だからなーんか、いつも孤独だった
どこのグループにいても、しっくりこず
それは自分が受け入れて貰えないような人間性だから、と思っていた
のわりに、認めて欲しい気持ちは人一倍
ちょっとめんどくさい自分をもて余し
いつもちぐはぐで、ずっと寂しかった
誰かに出会いたいと思ってきたけれど、今日、昼間のまぶしい信号待ちで
その誰かは自分だ、ということに思い至った
私は、「大好きな自分」に出会いたかった
というより、「大好きな自分」を忘れていた
一人だと思い込んで寂しかったのは
自分を忘れていたからだ
置き忘れた自分
自分を肯定する自分
大好きな自分
そうだ
大好きな自分
それはきっと、子供の時に感じていた感覚
なんの心配もいらない
自分が世界
世界が自分
マクロだと思い込んで途方にくれていたら、実は手のひらの上のミクロだった
この目でみる景色が好きだ
この耳に聞こえる音が心地よい
この手で包むものが伝わってくる
この心で感じることが全てだ
それはごくごく当たり前のこと
だって自分だから
自分が一番自分にピッタリフィットする
なんだそれー
どうしてこんな当たり前のことを忘れて、寂しいだの孤独だのと、ぶっていたんだ?
写真の補正の勉強をしていて
何時間もかけて、あーでもないこーでもない、と画像をこねくりまわしたあげく
最終的に、始めのシンプルな補正に戻った
そういうことなんだ
優しい人
愛が深く尊敬できる人
側にいたくなる人
正直な人
一所懸命生きてる人
色んな人に出会った
色んな人が今も私に手を差しのべてくれている
その手を、素直に握り返すことができなかった自分
差し出された手をみながら、どうやったら繋ぐことができるのかよくわからないでいた自分
みて
私には手があるじゃないか
私はこの何でもない日に
本当に何でもないことに気づいて
人間に生まれてほんと良かったなあと、泣きながらチャリをこいでいた
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