2019年11月12日

箱崎水族館(明治時代!)の館長さんだったお宅のおばあちゃんと知りあった

そちらで泳いでいた日本アシカの剥製が、ある日床下から出てきたという

床下からアシカ?!見てみたい!と思っていたら、たまたま期間限定で公開されると聞きつけ、先週末行って来ました、九大箱崎キャンパス

今は、ほぼほぼ伊都キャンパスに移転完了で

文化財となっている旧工学部本館などの建物の一部を除き、がーがーごーごー解体作業の真っ只中だった

のわりに、学内は独特の静けさをまとい
残り香のようなざわめきを含みつつ、使命を終えた安らかな佇まいを垣間見せていた

光が白い

ここで撮った数枚の写真は、全部、ノー加工で真っ白だった

日の光も、その場に相応しく透過度を変えるんだろうか

旧工学部本館内には、常設で公開されているプチ博物館がある

それが、今月9、10、16、17日の四日間のみ、他の貴重な資料などを大盤振る舞いに規模を拡大して展示していて

地下探検ツアーとかもあったりして

ワクワクもりもり

その辺の方に話しかけてみたらば、大阪や東京からわざわざこのために足を運んだ、というお話で

チャリでふらりと寄った私は、なんかちょーラッキーガールだった

館内

人もそこそこいて、子供も走ったりしてるのに、外同様すごく静かで

現役を引退して、若干寝ぼけてるのか

時間がゆっくり流れるというより、止まってる、時空の隙間に入り込んだ感じ

普通博物館とかにいくと、展示品がお出かけしてきてておもてなしされてて、よそ行きの顔を見ている感覚というか

だけどここは、展示品の居場所にお邪魔したみたいな気分になる

すこしほこりっぽい、なんとも言えない研究室の匂い

もさーっとした彼らのあるべき姿を、部屋ごとに覗いていき、結局閉館時間までかかってしまった

好きな人は、1日いてもあきないだろうなあ

私は、残念ながら研究者気質を持ち合わせていない
けど、好奇心をすこぶる刺激される場所だった

日本アシカを始め、剥製の部屋

アンモナイトの化石部屋
鉱物はめっちゃくちゃ多くてめまいがする程
人間含む動物の骨格標本
虫の標本もとんでもない
弥生時代のかめかん
人工雨を降らせたという飛行機の一部

エトセトラ

なーななーだよー
はー

ご興味のある方は是非

無料公開でした
(アンモナイトのつかみどり?もやってたよ)

世界は広いけど、知らないと世界の良さはわからないんだなあ