2019年06月07日

起きたら、綺麗な空だった
曇っていたけど、澄んでいた
窓際で書き物をしている
カーテンのたわみで、風の形がわかる
吹いたり、引いたり
ああ、これが生命の形だな、と思う
自分は一人じゃないな、と思う
全ては繋がっている
夕べの雨が、命を際立たせた
中学校の卒業式で、「大地讃頌」という合唱曲を、卒業生全員で歌った
あの頃は、この曲が大流行していて、なにかっちゃ歌っていた
私は、代表でピアノ伴奏をした
「大地讃頌」は、とにかく伴奏も難しい
出だし命の曲だが、その出だしが、歌もピアノも超ハードなのだ
この歌頭を、重点的に何度も練習させられた
あの頃が、私の中で「人生でピアノが一番弾けていたシーズン」だなあ
「大地讃頌」「モルダウの流れ」「巣立ちの歌」なんか色々
教科書にのってる歌や、合唱に先生が選んだ曲は、大概とてもいい曲だった
歌ったり弾いたりしながら、いつもキュンキュンしていた
元々、国語と音楽の教科書は、私にとってバイブルで、かなり読み込んでいた
教科書選定委員(だっけ?)の皆様、本当にありがとうございます
お陰で私は、本当に豊かな時間を過ごしました
国語と音楽に限るけどね