2019年02月08日
不気味にキレイだ
雨上がりの帰り道
へんな形の水溜まり
うつりこむ外灯
アスファルトは、見方によって、玉虫色に鈍く輝く
空気も湿気を含んで、艶めいて
雨が降った後、水溜まりの形で、道路の形がよくわかる
こっちの方がへこんでたんだ、とか
へこみかたも、縦長いへこみとか、波打つへこみとか
水溜まりマップが作れそうだ
ここは一時停止で車がブレーキを踏むから、ちょっとへこみが深いのかなあ
たまに意味不明なでっかいへこみをみつけて、謎ときなんかもできたり
謎は謎のままだったり
今、通勤で、けっこうな頻度で地下鉄に乗る
カードを買うのをいつも忘れて、毎回小銭を販売機に入れて、チケットを買うんだけど
この金額で、こんなハイテクな乗り物に乗れるってすごいよなあ、と思う
何がどうなってこうなったのか、まっすぐ線も引けない私から見ると、全てがちんぷんかんぷん
今は、線路に誰も落ちないようにガードがあって、乗るときだけ、乗る場所が開いて、下を見ると、赤いランプがついていて
考えてみれば、親切極まりない
帰り道の幹線道路の横の壁は、巨大な大根おろしみたいな形状で
アホなドライバーが、むちゃくちゃ轟音だしながら飛ばしてっても、防音してくれている
色々気にし出すと、道を歩くのも忙しい
自然はもちろん計り知れないけど、人間も計り知れない
計り知れないものを内包し、計り知れないものに包まれて、私たちは生活してるんだなあ