2018年11月14日
街路樹が紅葉している
今日は風があったので、ざざーっという音の後、ヒラヒラヒラヒラ葉が舞っていた
落ちる場所を自分で決めているかのように、私をよけてフワリと着地する
誰かの意志でそうなったとしか思えない配置で、葉は影をおとして、コンクリートを際立たせる
絶妙な寂れ感は、味気ないアスファルトの道路のヒビと、かすれた白線のおかげかな
人々の生活の気配の上に、踊るようにくるくると葉が落ちて
一枚の絵を、完成させようとしている
その創作の中に、私もいる
そう思うと、そこから離れられなくなってしまう
そうこうするうちに、寒くなってきて、さすがにうちに帰った
うちに帰って鏡をみたら、唇が紫になっていた
ご心配(?)には及びません
この家は少し古い一軒家で、隙間が多いのか、常々寒い
うちにいると、大体私の唇は紫になっています
おいおい
大丈夫か