月がわり写真展と題しまして、毎月トップの写真にテーマを添えてお届けします(*^^*)
今月は、旅エッセイ風に
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「広島に行ってきました」
何となくタイミングがあって、広島に行ってきました
炎天下の街歩きは、ただでさえ小学生みたいに汗をかくわたしにとって、見た目的にも匂い的にもセーフなのかアウトなのか、気になるところではありましたが
結果、ものすごく歩き回って、予想通り汗ダクダクの訪問となりました
どこも素晴らしかったけど、今回特に胸に響いたのが2箇所
1箇所目は、原爆ドーム
初めてでは無かったし、長崎出身ということもあり、なんかなし身近ではある場所
だからこそ、こんな暑い日にわざわざ行くのかー、人も多いしねーなんて、お友達のマダムに言いながら
一応抑えとかんばやろ、広島行くんやけん、みたいな気持ち(ほんとすいません汗)で立ち寄った
しかし
わたしはそう思っていたことを、マッハで打ち砕かれた
そこには、確実に、「あの日」の欠片が散りばめられていました
あちこちから被さるセミの声
蜃気楼のように揺らめく空気
湿気と熱で、密度は濃く
息をするたびむせそうになる
汗のベタつきが不快で
でも、後でかき氷でも食べようか、と楽しくもある
子供が走り回り
緑はあからさまに最大限の光合成をおこなって
影は深い
川べりに目をやると、魚がはねる
賑やかな街の営み
あ
原爆は、こんな今に、炸裂したのだと
臨場感が迫って、怖くて、動けなかった
8月のシンクロ
記憶の欠片は見えないけれど、つながれば一瞬
今と過去、未来も、ここに同時にあるという体感
こめかみが、ひやりと冷たい
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友達の案内で、熊野町美術博物館 筆の里工房でやっていた「ミロコマチコ展 うごめきなぞる」へ
9月23日(水)までだそうで、是非行って欲しい展覧会でした
ミロコマチコさんは、絵本をみたことがあって
絵本作家で画家
確か受賞歴も華々しく、人気もあって、成功されてるイメージ
でも、きちんと作品をみたのは初めてだった
豊かな色使い
表情が絵からはみ出すような動物たち
生命力
こんなに鮮やかなのに、まっすぐで透明なエネルギー
わたしは、ライブペイントで仕上げられた大きな作品を見ながら、涙が止まらなくなってしまった
感受性の扉が、パッカーンと開いた音がして
入ってきたのは、孤独
絶望的に打ちのめされました
わたしは、こんな風に自分に表現をさせてあげれてない
でも、あきらめきれずいつまでも手放せない
この葛藤は、死ぬまで続くんだと思い知ったのだ
そしてその葛藤を、1人で死ぬまで抱えていかなければならないことに打ちのめされた
きっと、成功されているこの方も、何かしらの孤独と向き合い続けているんだと思う
だからこそ、自由で、美しい
強くも、はかなくもあり
ダイナミックな力強さの中に、刹那が現れる
命をなぞっているのだ
自分の中からもうごめく衝動に、色と形を与えているんだ
そう、泣きながら思いました
飲み込まれそうになって、慌てて外へ
くじらの絵が好きだった
「夜はくじらが連れてくる」んですって
印象的なフレーズだ
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そんなこんなで、ひじょうに揺さぶりをかけられた旅となりました
と、そういえばもう一つ
港町の灯台に連れてって貰ったのですが
わたしはそこで、びっしょり汗も気にせず、ハンカチをぶん回しながら、鼻歌を本意気で歌っていた
よくよく考えてみたら、あんなに歌を歌うなんて久しぶり
安心していて、心が自由で
そしたら歌が出てきた
それはとても、感動的でした
また行きたい、広島
その時の自分で、色んなことに触れてみたい
そしてそれを、書いてみたい
そう思います









