2018年07月01日

私には、「今」が与えられている

遠慮せず、うだうだと考える事が出来る

空には360℃、どこを向いても飛行機雲

街路樹はさざなみ、風が近づいてくる

あ、風が私を通りすぎた

なんて幸せだ、と思う

ぱっ   ぽっ     ぱらっ    ぱららっ
雨の降り始める音がして、慌てて傘をさす

何だか愉快な気分になる

この雨粒は、どっから落っこちてきたのか

傘の隙間から上を覗いてたら、すれ違った人がつられて上を見上げた

有る

在る

或る

この一分一秒が、私に与えられた、ある「今」

ずっと歩いていたい気分だ
くねくね、くねくね

あー
靴を脱ぎたい

荷物も捨てたい

…貴重品だけは持っておこうか