2024年02月22日

食べごろレタス

あまりのキラキラに、チャリを止めて見とれてしまった

食べるならキャベツ派だけど、レタス美味しそう、、

このシャキシャキを体に取り入れたら、体は軽やかに、お肌はかっさかさが改善されそう

わたしの食生活日記、全くレタスは登場しなかったのだが、この畑の一発インパクトで、かなりインストールされた気がします

畑ってすごいな

色んな畑を、見に行きたくなる

いつも使う駅で、ふと見上げた空が明るんでいた

何か変わった

日が昇るのは早くなった、けど、明らかにそれだけではない調べが、空に絵の具をとかしたように広がっていく

色の調べ

地球がこの季節の色を、どれにしようか試しているようだ

まだ夜は居て、朝と仲良く引き継ぎをしている

今日は、こんな1日にしよう

夜と朝の打合せに立ち会う電車に、わたしは乗り込む

さあ、今日へ出発だ

15センチくらいしかないのに、立派に咲く水仙

水仙は、歌う花だ

腹から声が出ているな 笑

小さいけど、しっかりしたメロディが聞こえる気がする

それは、ショパンのピアノのようなメローな雰囲気ではなく

ブラスバンド的な、高らかな晴れ渡る音楽

いい!明るくてすごくいい

河津桜かな?

も、今年は早い

そして、例年より色が優しい感じがする

この花は、本当に青空がよく似合う

花を見ていると、生きるって途方もなくシンプルなことだなと思ったりする

実家に戻り朝が早くなってから、わりとNHKの「あさいち」をみるようになった

そこでやっていた「幸福な人」というドラマが、先日最終回を迎えた

主人公は肺がんになったことで、自分の在り方、奥さんや周囲の人たちとの関係性など、人生を見直す過程で生きるということを改めて見いだしていく

最終的に、僕は幸福だった、とメッセージを未来へ託すのだ

主人公は、生きるってエゴなんだ、と言っていた

たとえば

治療の関係で髪が抜ける自分をかっこよく見せるために、生まれて初めて高い帽子を買う

体育教師でいつもジャージだったけど、スーツできめる

父親のいない子供になるということがわかっていながらも、自分のために子供が欲しいと言う

折り合いをつけつつ、あきらめない

嘘も見栄も全部含め、自分のエゴを受け入れていく

そして、そのエゴこそが生きるということだ、と言うのだ

神さまみたいだな、と思った

神話などに登場する日本の神さまは、八百万と言われるほど沢山いらっしゃるからこそ、ひじょうに自由だ

わがままだし、嘘もつく

見栄もはるし、泣き喚いたりもする

ときに自分を顧みず、人を救い

何事もないように、呪いを吐くこともある

だから、神々しい

たまに天使のような方がいて

エゴがない、本当に純粋で美しい、その姿は私の心を震わし、どうしようもなく感動してしまう

でも、そうでなくともいい

そのままで在る、それはまぎれもなく神さまなのだ

早咲きの河津桜や、言うこときかない子供の中に、神さまをみる

生きることはエゴなんだ、というドラマの主人公の中に、神さまをみる

レタスも神さま

雨上がりのふるさとも、神さま

↑写真の、曇り空と大村湾の境の光だまりなんか特に神さま