2018年04月03日

明日は雨らしい

今年の桜は、もうすぐ終わる

犬の散歩中の人や、ウォーキングの人が、名残惜しそうに足を緩め、桜を見上げる

どこかからいい匂いがする

肉じゃが?煮物系だ

目の前の川は、すぐ海とつながるため、川のようでもあり、海のようでもあり

干潟にはカニが戯れ、水鳥がゴミの溜まった中洲で憩う

あの電車、重そうだな
家に帰る人を沢山乗せてるんだろう

鉄橋を渡って行くのが、遠くにみえた

まるで、誰かの書いた小説の中の光景のようだな

私は、ここから始まる明日の物語を想像して、わくわくした気持ちになる

誰かのシナリオに沿って生きているのも悪くない

今私は、自分で考え、自分で選んで生きているつもりだけど、まわりの人に助けられ、まわりの人の私を思う思いの中で生きているから

ちょっとしたすれ違いや、勘違いや、仲違いや、毎日毎日いいことばかりじゃなくても、それでも、私の幸せを祈ってくれる人の中で生きていると思う

私も、他愛なく、祈っていたい

そんな物語なら、悪くない