ここの桜ももうすぐ満開だ
日が完全に沈み、あたりが暗くなると、まるで宇宙基地に桜が咲いてる、みたいに見える
今年は晴天が続くそうで、花見を十分楽しめそうです♪
はなのいろはうつりにけりな
いたずらに人を 愛してはだめ
という歌が、昔あったな
誰の歌だったか
小学生の時、クラスの女子を全員マネージャーにして、歌手ごっこをやっていた
芸名、サインを考え、歌は流行りのものを自分流に替え歌した
帰りの会とかで、ほうきをマイクにして、リサイタルをやっていた記憶がある
今考えると、みんなよく付き合ってくれた、と思う
けっこう勢いのある不思議ちゃんって、有無を言わさん雰囲気あるもんね
小学生の頃は、世界が同時に沢山あった
裏山(丘)で、違うグループと争ったり牽制してたり
私はめだか組だった(ような)
他に、すずめとさそりがあって、さそりのこは、腕にさそりマークをマジックでかいていた
めだかとすずめの組違いで、禁断の恋愛をしてるこもいて
休みの日に組通しの話し合いがもたれて
なんだそれ(笑)
「階段で怪談」、という遊びをしてたら、リアルに変な音聞いたりした
キューピッドさん(コックリさんの優しいバージョン)で、誰それの好きな人を教えて下さい、と質問したばっかりに、鉛筆を持ったまま校庭をウロウロしてる二人組がいたり
(キューピッドさんが好きな人の所に連れて行くんだけど、鉛筆離すと呪われるから離せない)
トイレ掃除が嫌だとか、宿題とか、家の手伝いとかと、同じ次元に全部あって
いわゆる空想と現実が、年相応に世界観を作って、絶妙にミックスされてたと思う
雪の日は授業をつぶして一日全校雪合戦大会になったり、遠足は、獣道を蜘蛛の巣をつけながら歩かされたり
そんな学校だった
花の密を吸ったり
秘密基地には電気がひいてあったり
かまきりのお腹から、はりがねむしを出したり
バケツいっぱい、かえるとったりセミとったり、おたまじゃくしとったり(ひどい)
訳分からん粗大ごみがいたるところにあって、格好の溜まり場になってたり
今より世間が許されてて、隙間や影や暗闇があって
大人が子供をほったらかしてて
田舎ということもあるけど
楽しかった
すごく楽しかった
あなたはどんな子供時代だった?