2018年02月14日


木って、面白い形をしている

冬枯れの今時期は、木の枝のうねりがはっきり見えて、楽しい

ついついみとれてしまう

鳩が、捨てられていたチキンナゲットをつついていた

美味しいの?と聞くと、ものすごい無表情でこちらを見て、羽ばたいて行ってしまった

そういえば何年か前、死んだ鳩を烏が食べていた

鳥って雑食なんだなあ、と思いながら、共食いの境界線を探った

烏が鳩を食べたら共食いだっけ?

共食いか
え?
いや、共食いだよね

鳩がチキンナゲットを食べたら、共食いだっけ?
共食いか
いや、自覚がなければ共食いにならないんだっけ?

共食いって、精神論?
いやいや、精神的共食いってなんだ

最近、烏は言葉を理解する、ときいて、出会った時は挨拶するようにしている

おはよう、というと、大概こっちをみる

その目は鳩と違って、何か考えているように見える

烏はきっと、死んだ鳩が自分と同類だとわかってて食べていた

鳩はもちろん、チキンナゲットが自分と同類のお肉とは知らずにつついている、ような気がする

同じ共食いでも、全く意味が違う

共食いという言葉のインパクトもあってか、何となく高尚なことを考えてる気分

そもそも、なんでこんな話になったんだっけ??