2018年01月31日
太陽は雲の向こう側で、光を抑えきれないでいる
毎日、日々、誰の空にも、こんなふうに日は昇り、沈んでいく
今生きている、誰の空にも
今見上げている、誰の空にも
この世界の人達が、繰返し々感じたであろうように、私の遺伝子が繰返し々感じたであろうように、私も、感じる
奇跡だ
今また奇跡が空にある
人は、地球をきれいだと思うようにできている
海に帰り、山に帰る
空に帰り、風に帰る
心は、コンクリートの下の土を踏み、高いビルの隙間に星を探す
わかっている
ここが美しい場所であることを
だから、自分が満タンになってしまって、息が上手にできなくなった時、空を見上げて深呼吸をする
思い出す
この息が、どこからきたのか
なぜ、息が出来るのか
何かが溢れる時、記憶が私を越えてさかのぼる
遺伝子のひとつひとつが、プチプチとはじけ過去へ
円を描き
未来へ