2022年11月15日
苔はおしゃべりに違いない
ひゃらひゃら、ひゃらひゃら
と、話し声が聞こえる気がして
いつもすっごく耳をすましてしまう
特に雨上がりは、めちゃくちゃ笑ってるように感じる
マンガで擬音を初めて描いたのは、手塚治虫だったか
言葉にならない声が、響き渡る
宇佐神宮では、木と苔しか写真を撮っておらず 笑
その場に集中してしまうと、写真って忘れますよね
宇佐神宮をあとに、友人が連れてってくれたのは、耶馬渓という紅葉の有名なスポットの入口にある、羅漢寺
駐車場から、手作り感が否めないリフトで急斜面を上った先にある、山にへばりついたようなお寺さんです
ほぼ撮影禁止なので、写真が↑の1枚しかありませんが、いつの間にか、山と同じ目線にいたことにびっくりしました
高いところに来ると空が近づくのに
下にいた時よりも、もっと高く広く感じるのはなんでだろう
きっとこの世界は
気づいたり、開けたり、わかったりした瞬間に
もっともっと高く広く、そして大きくなる世界なんだなあ
ヤッホー
植物って、物質を出してお互いコミュニケーションをとっているんだって
例えば、毛虫にかじられた葉っぱが、「葉っぱをかじられたよ」というメッセージとなる物質をだす
そうすると、それを察知して、他の葉っぱは食べられないために毒性を持つ物質を出して、これ以上被害が広がらないようにする
さらにさらに、その物質は、風にのって周りに散らばり
周りの植物も、食べられないように警戒し始めるというから驚きだ
そのメッセージは、今人間がわかってるだけで数種類あって、もしかしたら、植物はものすごい細かなコミュケーションを取っている可能性があるのだ
葉っぱだけじゃなく、根っこも菌糸で広範囲に繋がっているらしい
わたしは、とても、心から、嬉しかった
それは進化というものが、競争じゃなく共生から発展したものだと教えてもらったからだ
進化って、ダーウィンの進化論のイメージか、優位性のあるものが生き残るという過程を辿ったと思っていた
より適応した、より優秀な遺伝子が勝ち残って、弱いものは淘汰された
それは、競争のしくみの上に成り立つ
そういう側面もあるかもしれない
でも、植物は
お互いが協力することで生き延びてきた
共生するというベクトルが、進化を確実にしてきた
それなら
人間も含む命の本質が、共生することなら
わたしはわたしを、絶対的に信頼できると思ったのだ
皆既月食でしたね
SNSで沢山の人が、お月さまの写真をシェアしあっていました
「赤い月」というストーカーをテーマにした曲を、20年前くらいにつくったんですが
これがまあ、名曲で
ストーカー目線の 笑
曲作りを始めて一発目の曲だったので、その当時お世話になっていた音楽プロデューサーは、度肝を抜かれたはず
色んな意味でww
月は、海を動かす
わたしをも
あなたは、どんな自分が満ち
どんな自分が引いていきましたか
命とともに