2021年05月13日
道端に、宇宙が落ちていた
チカチカと瞬いて
この宇宙をどうしたら写真に撮れるのか、街路樹の根元で、あーでもないこーでもないと、フレーミングを考えあぐねていた
花も星
綿毛も星
宇宙は膨張しているというけれど
道端の宇宙は、星を咲かせたあと、星の種を飛ばそうとしていた
鉄腕!DASHという番組が好きだ
TOKIOは、3人になってしまったけど、変わらずチャレンジし続けている
番組を見ていると、途中が大事で、結果はオマケなんだな、と思う
やり遂げること、目標を達成すること、それはとっても重要で
でも、そのためだけに頑張るんじゃなくて、そこまでの過程を、丹念に味わって、丁寧に楽しんで
それがすごくいいな、と思う
先週は、DASH海岸で育てたのりを、おにぎりにまいて食べていた
大事に大事に、みんなで育てたんだって
わたしは、今回はじめて、自分の写真展なるものを計画した
一度延期した事情もあり、設営が終わったときは、本当に嬉しかった
昨日、福岡も緊急事態宣言がでて、ギリギリのタイミングだった気もするし
そう考えると、ひとつひとつ準備して、思いつきを形にして、という全部が、よりかけがえのない時間に思える
「結果」はオマケのご褒美だった
その何気ない、何かの途中の日々
今日も、そんな一日なんだなあ
私たちは、もう持っている
それは、私たちの中にすでにある
それを出して、見える化して、ときに言語化して
「見た」ときに、ああ、こういうことだったかと自分でも気づく
自分は、こういいたかったのか、これがやりたかったのか、と感動したりもする
結果は解釈だ
意味はあとからついてくる
評価は、受けとる人の領域だ
だから、どっちにしても、どっちでもいいのだ
すでにあるとしたら、あとは、頭の中を空っぽにして
あるものを、自由に出してあげたい
それは、きっと楽しい
それは、きっと美しい