2019年11月12日

そうだ
香椎宮にいこう

そう思いついて、お参りに行った

お腹がすいたから早めに帰ろうと思っていたのに、行ってみたら何だかいつもと違うではないか

境内には、ぽつぽつとけったいなものが置いてあり

「美 つなぐ」と題して、勅使館を中心に、彫刻、絵画、インスタレーションなど、多様な表現の作品が展示されていた

勅使館とは、天皇から派遣された勅使がお泊まりするところらしい

初めて入ったけど、コンパクトながら、とても整えられた凝ったつくりの建物だった

お庭もキレイ

普段見れない場所だから、すごいラッキー

ラッキーといえば、御神木の前には、何かしらの儀式の準備

聞けば、あさっての大嘗祭を控え、今日は全国の神社さんが大祓をするという

大祓とな!

飛び入り参加してみた

不思議な節回しの大祓詞を、神主さんに合わせて唱え

榊で祓ってもらって

お神酒をいただいた

そういえば、昨日は友人に誘われて、本岳寺でお経を本意気で唱えたな

和尚様がすんごい盛り上げてくるし、太鼓は鳴るし、燃えたわー

天気雨がキレイで、お寺の手作りお弁当がおいしかったなあ

あ~おなかすいたー…(´Д`)

という訳で、そそくさと家に帰ることにした

すっかり心が洗われまくったような
んー
どうなんだろうな笑
去年までは、この時期出歩くなんてそんな余裕はない、という仕事をしていたので、今頃の世間はこんな感じだったかーと不思議な気分で満喫している
何しろ20年以上続けた仕事だったので、この今の季節の移ろいを、穏やかに味わえることの感慨は深い
何かを手放したとき、新しい世界は広がる
そして
手放した世界も、違う目線で知ることが出来る
学校を卒業した時の気分に似ているな
なんかなし心細くて
でも、自分の目の前は開けていて
肩書きの無い自分だけがいて
あれから
結局どうにかなってきた
これから
どうにかなるだろうか
わからない
わからないけど
私はとりあえず生きて、ここにいるんだなあ
空は高くて