2019年08月02日
鳴(めい)という名前で、ミュージシャンをやってます
生き物はメロディを奏でている、と、脳科学者の茂木さんが書いていて
人は、4オクターブで生きているらしい
呼吸する音
心臓がなる音
血液が流れる音
関節のグリグリする音
瞬きの音
耳の奥の何かの気配
4オクターブ!
外から優しく聞こえる、セミの大合唱と共鳴して
これが、私のメロディなんだな
セミは生まれて1週間で死ぬ
それって、すごいことだな、とセミを見上げる度に思っていた
なんなら、哀愁とか感じたりして
哀愁のセミ…
のわりに、おしっこかけられたりするから、コントみたいだなあと笑えたりして
ちゃんちゃん
人間も同じだ
宇宙規模でみたら、一瞬を生きているに過ぎない
コントだな
何を躊躇ってるんだろう、とちょっと笑えた
とりあえず、からだ全体を鳴らしたら、こんなに鳴けることを知って
鳴いて鳴いて
鳴いて鳴いて
疲れたら休んで
なんかきたら、ぎゃっとおしっこかけて逃げればいい
セミが楽しんでるかは不明だけど、人は、楽しむことができる
一瞬は永遠でもある
私とあなたがここで繋がることも、一瞬で永遠で
それがメロディ
さよなら、さよなら
作詞作曲アレンジ、演奏も自分でやってます
これ、私です
セミの声が、さよならさよならと聞こえてくる時
それは、歌になるね