2019年02月27日

ミモザだ!
こんなに鮮やかに、自由に咲くミモザは、初めてみた!
民家の二階に届くくらいの、大きくて、立派な枝振り
その黄色は、世界中の黄色を集めたような色
体の中が、一瞬で変わる
生まれたての色でいっぱいになる
バス停の近所のお家の庭で、楽しげに風に揺れており
思わず、そこんちのおばちゃんに声をかけ、そしたら、お庭の中まで入れてくれて、至近距離で撮らせて貰った
空がまた
なんちゅう青
愛されてるミモザは、愛に溢れて
私は
色を知らない子どもが生まれて初めて黄色をみたら、きっとこんな気持ちだろう、と思う
そのあとバスに乗って
私は、今、世界で一番行きたい場所へ行った
私はよく、新人さんに、間違わないことが一番やねーと言っていた
慎重に、しっかり考えて、筋道たてて
覚えて、すぐ聞いて
それは、自分が働いてきた上での、最高のアドバイスだと思っていた節がある
私は、うっかりでせっかちで、すぐ見切り発射するたちで
人の話も、最後の方は聞いてないことが多く
よく間違う
というか、こういう間違いするよね、という間違いを必ずする
だからおそらく、間違わないことを言い聞かせて、仕事していたのだと思う
そうなると、間違った時の動揺は半端ない
見た目しっかりした人にみられがちなので、相手ががっかりしてる気がして嫌だった
「間違わない」ことを自分に課している、と気がついたのは、今の職場で、みんなよく間違うからだった
新人の私は、それでいいのか?とちょっとイライラしていた
そんなとき同僚が、みんなでフォローしあってるんですよ、私もすぐ間違うから
と言った
それは、当たり前のことなんだけど
私はその子の話を聞いて、そういやなんで間違ったらいけないんだろう?と思ったのだ
なんで私は、間違わないことを一番にしたんだろう
もちろん誰かに迷惑かけるから
例えば、信用をなくすから
でも、間違わない世界より、間違ってもまあみんなでフォローしようという世界の方が好きな気がする
結果、迷惑をかけても、そのことに適当に向き合ってる訳じゃないなら、そっちの世界の方が豊かな気がする
間違わないにこしたことはないけど笑
なんてことを考えてたら、イライラがすっかりおさまった
元々、私がイライラすることでも無かったんだけど
働くって面白いね
大変だけど、その中に、自分の知らない自分が隠されていることも多い
うん
面白いな