2019年02月18日

病院へ行った
私の左肘の軟骨は、溶けてなくなっていた
関節は、曲がらなくなる
わかっていたこと
別に悲劇でもない
ごまかして見ないふりをする必要もない
そのままを受け止めればいい
それでも、心臓が、ぎゅっとなった気がした
私は、数年前、飲むのがどうしても嫌になって、薬を止めた
急にやめてはいけない薬だったので、ほぼ一年、体調がすこぶる悪かった
不思議なもので、薬を止めたせいとか、病気のせいとか考えなかった
色んなところから出てくる不調は、年をとったせいだ、更年期かも、と思っていた
一年くらいたった頃、ちょっと元気になってきてる自分に気づいた
元気になった
そう思っていたけど、自分がわからない所で、自分を守って、壊れていった所があった
それを知るのは、少し怖かった
先生が、「自分をもっと大事にしないといけないね」と、優しく言った
私は、あんなに嫌だった薬を、又、飲もう、始めようと思っている
明るいカフェだ
店員さんとお客さんの笑い声が聞こえる
楽しそうだな
何を選んで何を捨てるのが、自分にとって正解なのかわからない
人は間違う
本当の心の声に、気づかないこともある
私は先生の言葉に、胸が詰まった
自分を大事にする、ということは、なんて難しいんだ
喉の奥が痛い
泣きたいのか、泣きたくないのか、わからない
なんのために
こういう時は、歩くのがいい
ふと、悲しいことは、横顔みたいなものかもしれないと思う
こっちからみたら悲しいけど、反対側からみたら違うかもしれない
ああ、トイレにいきたい
そう思って空を見上げたら、日輪がでていた
私は知らないうちに、日輪と歩いていた
今夜は雨なのかな
お腹がすいた
こないだ華丸大吉さんの番組ででていたカフェが近いはずだ
そこに行こう
そう思って
今そこで、これを書いている