2019年01月22日
異常にネギが食べたくなって、カットネギを三種類買ってきた
大ネギ、小ネギ、白髪ネギ
小ネギ白髪ネギ2パックは、夕飯に食べてしまって既に無い
心臓が若干ドキドキするのは、ネギのせいだろうか
おかずの餃子のせいだろうか
精をつけたいのかなあ
昔喉が痛い時に、ネギを首にまくといい、と聞いて、一晩まいて寝たことがある
まあまあくさかったし、ゴロゴロして寝にくかった
あんまり覚えてないけど、そういえばまいたネギはどうしたろうか
今日の月
理想の生活があるとして、具体的に思い浮かべるといい、そんなふうな話をよく聞く
例えば、海の見える窓の大きな家に住む自分とか
お金が通帳に、○桁あるとか
シミひとつない肌とか
自分だけを好きでいてくれる大好きな人とか
私は、具体的に具体的に、と思っても、あんまり上手に思い描けない
もやあっとして、何を望んでいいのやら
誰かのイメージを借りて、よさげな理想に仕立てたりしている
でも、味わいたい感情はありありと感じる
空をみて
風が吹いて
光が眩しくて
鳥の声が聞こえて
私は静かで
しんとして
境目がなくなって
あるいはステージで
強めのライトでぼやけた視界に
自分の全身から波紋が広がって
広がって
嬉しいのかさびしいのか
胸の奥から沸き上がる私が、世界がこんなに美しいということに、振動して
共鳴して
すごく安心して
自分の全部を解放して
朝出勤途中、自転車にのる親子を見かけた
3歳くらいの男の子が、ママの背中にピトッとほっぺたをくっつけて、少し笑っていて、よくわからない歌を口ずさんでいた
信号が青になり、ママは勢いよくペダルをこいで、あっという間に小さくなっていった
右斜め横からあたる朝の光が、街路樹の陰を、道幅に長く伸ばしていた
光と陰のストライプの中、ゆっくりチャリをこぎながら、私は、泣いていたかもしれない
幸せだ
そう思った