2019年01月17日

去年の年末、甥っ子と、アンパンマンミュージアムに行った
アンパンマンとその仲間たち
子供は、彼らをほぼほぼ素通り出来ない
アンパンマンねー
ちょっと幼いねー、なんて甥っ子にいいながら、一緒にクリスマスステージを、地べた座りで見学
あ!
カレーパンマン!
なんとキュートな佇まいだ
かわいいことこの上ない!
結果、甥っ子と、妹(田んぼの神様が見えてた方)と、周りの子供たち、その親御さん、みんなで、のりのりで歌い踊った
甥っ子はステージの終りがけ
僕、これが夢だった
と、呟いた
あ~そうなんかい、そうなんかい
良かったねー
ほんとに良かったねー(涙)
おばは二人で、笑い泣きした
ここは、夢の国なんだ
今、少し風邪気味で、早めに布団に入っている
せっかくなので、子供のとき、好きだったものことを思い出してみた
テレビのCMソングを、めちゃくちゃ歌う子供だった
知らない人と話す
気づけば、近所の人んちに勝手に入って、そこの人と話していた
国語の教科書が大好きで、朗読も大好きだった
目立つこと
多分目立ちたがりやだった
小学校一年か二年のとき、クラスの女子を全員マネージャーにして、芸名をつけて、帰りの会で替え歌リサイタルをやっていた
モップ持って歌っていた
保健室
小学校卒業のとき、保健室を一番利用したで賞を貰った
幼い頃は、注目して欲しいがあからさまで、ある意味わかりやすい子供だったかもしれない
わが道を歩いていて、周りの目とか大人の目とかは、あまり気にしてなかった
少し大きくなると、人の目がやたら気になりだして、計算するようになった
でも器用ではないので、色々考えに考えて、考えすぎて一周回って、間違ってしまう、みたいな感じだった
言いたいことが言えず、ようやく口にした時は、タイミング悪くストレート過ぎて、相手を傷つけてしまう、ということを、よくやっていた
学生は自意識が過剰な時代だ
その時代を経て、やりたいことをやりたい!と思った時には、本当の自分がわからず、バランスの悪い大人になっていた
ということを、あまりわかってなかった
ここではどのキャラで、どのポジションで行こうか、と常に考えていた
だから、人に会うと、すごく疲れた
誰に対しても自然体で、誰からも愛される人が羨ましかった
愛されるポジションを諦め、ちょっと変わった人路線で生きていくことにしたのはいつだったろう
私のことを嫌いな人が、私の嫌いな人で
私のことを好きな人が、私の好きな人だった
それはいつ変わるかわからないから、変わった時に傷つかないように、いつも身構えていた
ずいぶん肩がこるな
そうやって自分を守ってたんだろうね
頭が痛い
私の中の何かが、痛みとなり、鼻水となり、たんとなり、放出されていく
五歳の甥っ子をみると、よく思う
彼にとって、目の前のことが全て
今バッタを捕まえたい
捕まえたいときは、捕まえたい
今度また連れてくるから、とか、もう日がくれたから、は、しっくりきてない
でも、自分もそんな自分だったはず
それで良かったのに、ずいぶん回り道をしたもんだ
まだ、子供みたいにはいかないけれど、だいぶ軽くなったような気がしている
そうだ
この風邪が治ったら、温泉にいっちゃお