2018年09月03日

悲しいことがあった

そのことを考えると、胸が詰まって苦しくなる

そのことで頭がいっぱいになる

夕飯を食べ、お風呂に入った

シャワーを浴びながら、ふと、でも、今日いいことも沢山あったな、と思った

私が帰省するからと、父は張り切ってサザエを買ってきていて、朝からふるまってくれた

すごく美味しかった

母は、私の左肘を気遣って、茶碗洗いすらさせてくれなかった
自分も腰が痛くて仕方ないのに

痛みを、私以上に感じているのだ

甥っ子は、私がいるから楽しくて、まだ帰りたくないとママに訴えていた

機種変に行って、父母、その場にいた店員さんみんなと、TVで流れていたアロンアルファのCMを見て、妙に盛り上がった

大好きな田んぼは、青々とすくすくと光の方へ向かって、稲を伸ばしていた

当たり前だけど、当たり前じゃない

私はこんなに幸せだった

先日のライブには、亡くなった幼馴染みのご両親が、高速バスで地元から来てくれた

私の少ない曲を全部、携帯にいれて聞いてくれてる大学の先輩は、何年も泣かず飛ばずの私を応援してくれている

友人は13才の息子と聞きにきてくれて、その息子は、興奮した!と言ってくれた

毎回長い感想をくれる人
時間なくて二曲しかきけないのに遠くから来てくれた人
さらっと来てくれる人
今回これなかったけど、さりげなくメッセージをくれる人
蚊に5ヶ所もかまれながらきいてくれた人(笑)

そうだ
あの人もあの人も

そして、私がやりたい!ということに、すぐに答えてくれる人
一緒に作り上げてくれる人

ああ、そうだ

感謝は連鎖して、私は過去に遡る

あのとき
あのとき
あのとき

神様がいるなら、どうか伝えて欲しい

あのときのあの人に

ありがとう

本当にありがとう

本当にマックスありがとう

憂いも悲しみも、消える訳ではない

でも、私の中には、それ以上の幸せがある

そして、憂いも悲しみも、幸せの一部なんだと思う


これは泣ける

泣くことは、笑うことと同じだから、どんどん泣いて下さい!と、心の師匠SHOKOさんが言っていた

田んぼには、3㎝位の小さなとんぼが飛んでいて、私は子供の頃、このとんぼが大好きだった事を思い出す

自分の曲でも書いてるやん?

せっかくなら光の方へ行こう

自由にもっと自由に

僕らが出会ったこの一瞬を

どこかにそっとしまって

なんといい曲(笑)

悲しみも、幸せも、全部、自分の中に溶けていく