2018年07月17日

ひときわ目を引くピンク

夏の花は、色があざやかで

見てると、目が良くなる気がする

福岡のセミは、すごい声で鳴く

朝窓を開けると、急に鳴き出すから、びびくっとなる

地元で貴重だったクマゼミが、ここには沢山いて、引越したばかりの頃は、何てことだー!取り放題!と思っていた

もう慣れたけど

デカイ
とにかくデカイ
脱け殻もデカイ

そりゃあんな音になるよね

ここのポプュラーは、クマゼミ、赤トンボ、からす、鳩、こうもり、トンビ

私の実家は多少田舎なので、セミもトンボもここより種類が多い

小さいころは、メダカ、イモリ、オタマジャクシ、アメンボ、ゲンゴロウも普通に田んぼにいた

つばめがビュンビュン飛び、カブトの幼虫もごろごろ、アマガエルはしぬ程いた

鳩もからすももちろんいたけど、もう少し存在感がなかった

名前を知らない生き物も沢山いた

色んな生き物が普通にいた

親世代の話を聞くと、もっと種類は多く、プラス不思議な存在が、当たり前のように話に出てくる

父の近所のなんとか君は、カッパをみたらしい

おばは、牛が木の上に飛んだと言っていた

祖父は、きつねにばかされて、魚のかわりに石を持って帰ってきたらしい

などなど

ほんとに?と思うけど(笑)

でももしかして、今の子に自分の小さいころの話をしたら

同じように、ほんとに?と思うかもしれない

百年たったら、今ある当たり前が、遺産になってるかもしれないのだ

私は、思い出の中の自然が好きだ

父母や、祖母祖父の、まゆつばの話を聞くのも好きだ

今のここも、好きだ

ジイジイ鳴くセミも、ほんとに暑いわーという顔をしてる都会のからすも

空が青いなあ