2021年04月22日

リクエストをいただき

今度の写真展で販売しようと、久しぶりに自分のCDを聞いている

自主制作の限定販売だったし、在庫はないとずっと思っていたのだが

掃除をしていたら、押し入れの奥からでてきたパターン

で、ちゃんと聞けるのかチェックしてる訳ですが

泣いてしまった

まだこんな感情が残っていたかと、自分でも驚いている

20数年、シンガーソングライターのプロを目指していた

去年一昨年、身辺整理をしていく中で、アーティスト名で使っていた名前をやめ、結局うたもやめることにした

もう何年も迷走していて

うたが、よくわからない、自分を縛るものになっていたことに気づいたから

自分で曲をつくるのは、楽しかった

それを聞いた人が、ほめてくれるのもとても嬉しくて

たくさん、たくさん、うたが生まれていった

CDをきいていると、そのときの想いがパッキングされていて

ノスタルジーかもしれないな

いい曲ばっかだわw
わたしは、自分のうたがすごく好きなんだなあ、と改めて思う
その気持ちだけで良かったはずなのに
なんでもっと、素直に、シンプルに、うたえなかったのか
けして上手くはないし、努力もたいしてしてない
散々骨身にしみたけど、甘い、中途半端、覚悟ができてない
まあそれはそうで
でも
自分から出てきたものを、このときに、もっと愛してあげたかった
CDをききながら、ごめんね、と思う
なんだか
自分に謝ることが、最近多いなあ

あの時の自分はもういない
。。って歌の歌詞みたいだな
今ここでグスグス泣いてるわたしは、別の誰かだ
でも、気分はいい
去年、うたをやめると決めたときは、もう二度と歌わない!なーんて、頑なに遠ざかろうとしていたけど
なんでもいいやん
うたっても、うたわなくても、どっちでもいい
あの頃のうたはうたえない
だけど、今のうたはうたえるから
いつだって

☆ おくのあけみ写真展「水平線に点滅」
4月29日(木)~5月2日(日)
11時~18時(最終日17時まで)
テトラグラフ写真室
福岡市博多区上川端町9-35  冷泉荘A51
★最終日5月2日のみ
語りと即興音楽ライブ
「苦海浄土」石牟礼道子原作
語り  萬田陽子   奥野明美
音楽  上田たけし
チケット1500円(写真プレゼント付)
13時17時二回公演
※5月2日13時から一時間は、ライブのお客さまのみのご入場となります
※ご来場の際は、マスクの着用をお願い致します
※入り口にて、消毒検温にご協力ください
※入場制限をさせていただく場合がございます。予めご了承ください
CDも、少しですが販売しまーす
興味のあるかたは、お声がけください