2020年07月07日
雨に合わせて、雨垂れが均等に雫を落とし
よく聞こえないはずのはずむ雫の不規則な音に、窓のこちら側の私が揺れている
強くなったり
少し緩んだり
早く打ったり
ゆっくり打ったり
思い付きでパラパラしているようにみえて、そこにはちゃんと音楽がある
ちゃんと、というのもおかしいか
この世の全てのものは、それぞれが独自の音楽を持っていて
常に奏でているから
きちんとしたコード進行で、意味のある旋律で、力強く、美しく、繊細に
常に新しく
感動を与えるような音楽をつくっていくという理想に、疲れてしまった
理想の自分はいなかった
理想をまわりに押し付ける自分がいただけ
そもそも自分がどんな音楽を奏でているのか、聞こうとしていなかった
だから
最初の最初に、ドレミを習うように
自分を弾いてみたい
ド、レ、ミ
そしたらこの雨垂れに、もっとシンクロできるかもしれないな
そう思う、空の奥から嗚咽のように溢れてくる雨の日
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