2020年02月10日
「星の王子様」の朗読劇を観に行った
アクロス福岡の円形ホール、というちょっと変わった会場だ
こういうライブな天井をみると、心がわさわさわさわさする
ワクワク+サワサワ
みたいなことだろうか?
今日は私たち観客を、沢山の星へと連れてってくれるだろう
ここが宇宙になるのだ
キラキラした言葉たちが、読み手の口から星のように宙に放たれる
大切なことは目にみえない
砂漠は美しい
どこかに井戸を隠しているから
探しものは心で探す
花がある、と思ったら、見上げる星に沢山の花があらわれる!
僕と君が友達になったら、小麦畑は自分にとって特別な景色になるんだ
君の小麦の穂のような髪色を思い出すから
私が出会う心
心と心で出会えたらどんなにいいだろう
言葉は間違うことがある
その奥にある、あるいは本人でさえ気づいてない心
みえないけれど、大切なこと
かけた時間が絆になると、王子様は教わる
人は間違う
だから、時間をかけるのだ
そしたら、世界が色を変える
なんてことない景色が、鮮やかに飛び込んできて、特別で大切なものになる
空に輝く星の、キラキラと笑う声が聞こえる
あの、ひとつひとつの星の全部に、花が咲いているのを感じる
言葉は間違う
でも、私は言葉で伝えようともしている
言葉の持つ魔法も知っているから
伝えきれないものを、伝えたいと思いながらこの文章を書いている
このもどかしさが、生きているということ
このもどかしさを、感じようとしてくれるあなたが、私を生かすということ