2020年01月09日
写真を撮りながら
夢をみてるみたいだな、と思った
私がみてるのか、お花がみてるのか
何枚も何枚も撮っていると、境目がわからなくなる
よく考えることがある
みてるものがあって、みてるうちに、みてるものの持つ色に、体がいっぱいになる
色はうつるんじゃないか
このスイセンの黄色は、なんだろう
「楽しい」だろうか
「嬉しい」だろうか
私は人間だから、つい感情にたとえようとする
あ
感情を色にたとえてみようか
今は黄色い気分
その話し、ブルーになる
あれ?
私たちって、感情をけっこう色にたとえてんだな
不思議だなあ
普段、チャリが主な移動手段だ
先日、自転車やさんで空気入れを借りて、店先で空気を入れていた
目の前の道路を行き交う、沢山の車
ナンバーのゾロ目をチェックしながら、ゆったりとしゅこしゅこしていたら、あんまり時間がかかってたのか、奥からおじいちゃんが現れて、どれどれ、と言いながらすごい勢いで空気を入れてくれた
仙人みたいな、つやつやのおじいちゃんだった
腰が曲がってたけど、ビックリするくらいあっという間だった
おじいちゃんありがとう
私がお会いするおじいちゃん、おばあちゃんは、みんな元気でみんな優しい
私はおばあちゃん子だった
だからかこういう時は、泣きそうになる
このもらった優しさを、誰かにあげたいと思うけど
すぐ忘れてしまう
あのおじいちゃんの今日が、平和で優しい1日でありますように
バッチリ空気の入った自転車は、めちゃくちゃいい走りで
私の胸は、黄色でいっぱいになった