よく通るけど、一度も寄ったことない公園
赤い色に惹かれ、ふらふらと寄り道した
今、この瞬間を楽しむということに、胸が震える
嬉しくて写真を撮りまくってたら、カラスが20羽くらい一本の木に集まっていて
カラスはめちゃくちゃおしゃべりだから、かーとかへーとかギャっとか言って、すごい盛り上がっている
なーにしゃべってんだろうなあ
座禅に通っている
座ったあとみんなでお茶をいただいて帰るんだけど、今日は、お友達の88才のおばあちゃんから思わぬお話を聞けた
大分から福岡に嫁いできたおばあちゃんには、地元に婚約者がいたそうだ
本当に好きで、結婚することを疑いもしていなかった
でも結局、事情があって、お二人は結婚することが出来なかった
おばあちゃんは、一度、里帰りした時に彼に会いに行ったという
雪の降る寒い日
おばあちゃんは下駄を履いていて、きれいな足を見せたかったけど、寒さで赤くなって恥ずかしかった
しかも、鼻緒が切れてしまったところ、彼は、持っていたハンカチを裂いて、鼻緒を直してくれた
「今なら戻ってきてもいいよ」
彼はそういったけど、おばあちゃんは戻らなかったという
主人はほんとにひどいもんでね、結婚失敗したわ
と、おばあちゃんは笑っていたけど
そのご主人がご病気になり、それから亡くなったあとも、足掛け13年、病気平癒とご供養のために、白装束でお寺に通い続けた、という話を以前聞いた
美しい思い出を語られるその語り口は、とても軽やかで、全く後悔されてないようにうかがえた
ご自分の人生を否定することなく、だからこそ、好きだった方への今も残る想いを、幸せに生きてきた時間にくるんで、本当に宝物として、その胸に宿していける
そう勝手に思った
何年か経った時、おばあちゃんのお母さんが、二人を引き離したことを謝ったそうだ
おばあちゃんは泣いた
許し許され、人は生きていく
そして私は、自分で選ぶことの出来る幸せを噛みしめる
私たちは、好きなことを選ぶことが出来る‼️
叫びたいくらい心がいっぱいになった
こんな話し、お金払ってもきけないよ!
おばあちゃんのポテンシャル、半端なし!!!
今、ブログを書きながらカフェでコーヒーを飲んでいる