2019年06月05日

筥崎宮にお参りに行ったら、アジサイ園が公開されていた
初めてお宮の裏庭に入ったけど、アジサイのキレイなのはもちろんのこと、木々の美しさに引き込まれていく
ここではないどこかへの入り口
そんな雰囲気の場所だ
夢中で写真を撮っている間に、自分がどこにいるのか、わからなくなる
友人と、吉田ナギさんの写真展に行ってきた
アフリカやアマゾンなど、辺境の地へ行き、原住民族の写真を撮っているかた
ご本人は一見、いたってやる気のなさそうな、そんなとこへ行きそうもない、都会的な女性、という風な印象なのだが、がっつり行った先の方々の生活に溶け込み、心を開いて貰ってから撮影をする、という、誰にも出来ない逞しいスタンスをお持ちで、感動する
写真は、自然のエネルギーと、それに負けない人間のコラボレーションが、彩り鮮やかに溢れていた
ナギさんの、自然と人間とその関係性への興味、リスペクト、感謝、感動、高揚、喜び、全てが込められていた
型を決める
ナチュラルさ、というより、その型の中に、モデルとなった方々の、生きてきた受け継いできた誇りが、美しさとなって結晶化している
ポップで明るいのに、そこに、不自然なテンションの高さはなく
ニュートラルなナギさんの目を通してみているからか、原住民の方のその人個人がもつ、カッコ良さ、かわいらしさ、純粋さ、そういった人間的な魅力と、文化に対する畏敬の念が、見ている私の心に、静かに広がっていくのだ
ナギさんの、撮影裏話解説も、とても面白かった
特別な人達、自分と違う存在としてではなく、同じ人間として、お互いが少しずつコミュニケーションをとって理解していき、近づいていく雰囲気が、微笑ましく、というか、笑えた
世界は広い
広いけど、私の隣にあるのだな
そう思った
地球サイコー‼️