2019年05月15日
アジサイの季節がやってくる
アジサイは、好きだ
カッコいいと思ってやまない
咲いてる姿も、枯れゆく姿も
なんとなく、その存在には影があり
「地中に死体が埋められてると、色がかわる」とか、言われちゃう
そういう意味では、桜に近いけど、桜とは全然違う
それは「雨」の印象かもしれない
いつも濡れて、艶々しているイメージだから、色気がある
でもそれは、桜にもある
そうだ
アジサイには、強さがある
その姿に、自分のために咲いてる、という強い意思を感じる
そうか
枯れ方に、それは表れている
桜は、美しい花びらをハラハラと散らして
私達を、どこまでもキュンとさせる
アジサイは、そのままミイラのようにひからびてなお
凛と立つ
紫陽花
なぜ「陽」という漢字が、使われてるんだろう
陽射しが恋しい季節だから?
反対の言葉を入れて、祈ったのか?
雨の季節に、陽の光のように見えるから?
玉のような美しさを、バリエーション豊かに展開するアジサイの
その花の美しさは、色んな物語を私にくれる