2019年04月26日

甥っ子が、幼稚園に入園した
私が通ってた幼稚園で、小学校もすぐ近くにある
通学路には、タバコ畑が一面に広がっていた
真緑の、大きな大きな葉っぱが、季節になると青々と繁り、自分が小人になった気分がして楽しかった
思い出には色々な景色があるが、タバコ畑は、特に印象的だ
その畑が、いつの頃かなくなった
妹が、PTAから苦情がでて、結局潰したらしい、と言っていた
何で苦情が出るのか
妹は、息子が登園すると思うと、やっぱり気になるかな、と言うけど
そのものの、何をみるかは、私たち次第だ
タバコ畑を見て、タバコを身近に感じ、タバコを吸うハードルが低くなる、ということもあるかもしれない
でも、あのタバコが、こんなでっかい葉っぱから出来るなんて、めちゃくちゃ面白いではないか!
その面白さは、学校の勉強と同じくらい、不思議に満ちて、大きな気付きになるはずだ
そんな視点を持てるなら、きっと、タバコを吸う吸わないも、自分の裁量で自分で選ぶはずだ
あのタバコ畑は、もう無い
もう一度、見ることも出来ない
そのことに、たまらなく懐かしさを覚える、この今の自分の感情
この気持ちは、間違いなく宝物だ
その宝物が、今の私を作っている