2019年04月06日

桜に包まれるようだ
今日は、おじのお墓参りに、篠栗へ来ている
ソメイヨシノは、満開をすぎ、白めいて
あるかなしかの風にも、はらはらと花びらを散らす
いや、散るというより、青空いっぱいに旅立っていくようだ
前にみた、珊瑚の産卵みたい
至るところが、桜の花びらだらけで、景色も人も、ほのかにピンクに色づいている
汽車に乗りながら考えた
田んぼが好き
れんげ畑が好き
桜も、山も、川も好き
でも、ビルも好き
廃屋も好き
重機も好き
鉄塔も好き
電線も好き
夕日も好き
夕方も好き
道のひび割れも好き
雨も好き
蛇口から垂れる水滴も好き
波紋も好き
なんだ、これ
永遠に続くぞ
本屋に入る
本棚の間を歩き、本を眺めてると、タイトルが私に入ってくる
ああ、贈り物だ
どのタイトルも、思いを込めてつけられたもの
きれいだなあ
テイクフリーのフライヤー
「みぎわ」
と、書いてある
この言葉で、一時間お茶出来るわ
今日は、感性が、バブってるわあ
ああ
日が暮れていくなあ